“ピクミン4”の発売まであと1ヶ月をきりましたね。
先日のニンテンドーダイレクトではNintendo Switchで“ピクミン”、“ピクミン2”の配信が発表、開始されました。
“ピクミン3 デラックス”は発売当初に購入してストーリーをクリア、ミッションをちょこっとやって放置していたので、“ピクミン4”の発売前に引っ張り出して全モードクリアしてきました。(2人専用のビンゴバトルは除きます)
総プレイ時間は60時間ほどでした。
次項から比較対象として1と2の話も交えて書いていきます。
※ストーリーの核心に触れるようなネタバレは控えますが、一切情報を入れたくない方はご注意ください。
ストーリーについて
ストーリーの目的は主人公たちが自分達の住む“コッパイ星”を食糧不足から救うため、ピクミンたちの星“PNF-404”から果物を持ち帰ることです。
ピクミンシリーズは元々ストーリー内容が濃いゲームではないのですが、出来はとても良いです。
ですが、正直に言って1と2よりもかなり短く感じました。
・果実やメモの回収を全てしなくてもクリアできてしまう
・ステージが全部で5つ
・2のような地下世界がない
といった理由からサクサクエンディングまでいけると6時間〜10時間程で終わってしまいます。
果物から摂れる食糧(果汁)が尽きるとGAME OVERになってしまうという、1と同様の時間制限を設けているのですが、食糧に困った場面は難易度に関わらず1回もありませんでした。
途中、全食糧を一時的に失うイベントがあるので、急ぐのはその時くらいです。
収集要素である果物と、各地に落ちているメモをゆっくり全回収しても大分余ってました。
唯一この日数制限によって阻まれてしまうのは、ピクミン全色カンスト(9999匹)でしょうか(笑)
最高難易度の“ゲキカラ”をプレイするにはストーリーを“むずかしい”で一周する必要があるので、これくらいさっくりエンディングまでいけるのも良いのですが。
一番優しい難易度の“ふつう”はゆっくり遊んだり無犠牲縛りをやりたい方、アクションが苦手な方や、子供でもクリアがしやすいモードです。
デラックスで追加されたサイドストーリーも内容はとても楽しいのですが、前日の記録を引き継がないミニゲーム形式なので、ストーリーとしてのボリュームは少なかったように感じます。
ゲーム性について
操作できるキャラクターが3人いるので、2と比較すると謎解き要素も増えて楽しかったです。
3人でしか行けない場所もあり、ここにピクミンを運ぶにはどうしたら良いのだろうと頭を捻る場面がたくさんありました。
3人に増えたことにより暇になってしまうキャラが出やすいので、RTAや最短日数クリア縛りをする人には、めちゃくちゃ采配が忙しいゲームになったという側面もあります(笑)
今作から登場の“岩ピクミン”が攻撃防御共に最強すぎたので、次回作で弱体化されないか心配です(笑)
“羽ピクミン”も攻略には相当便利なのですが、戦闘が苦手で一部の敵にはめっぽう弱いというデメリットがあります。
お馴染みの“赤ピクミン”、“青ピクミン”、“黄ピクミン”、もそれぞれこのピクミンじゃないと倒しづらい原生生物や、対応できないギミックが存在していて、どのピクミンも大活躍してくれました。
敵である原生生物との戦闘もバランスが取れていたと思います。
ボスは特に特定のピクミンでないと苦戦するような仕様になっており、いかに犠牲を少なくして早く倒せるか考えるのが楽しかったですね。
図鑑・メモ等の収集要素も見返していて飽きない作りになっています。
ピクミンの生態や操作ガイド等のメモはイラスト付きで可愛いし、原生生物図鑑は各キャラが原生生物に関する解説をしてくれています。
世界観・キャラの魅力について
ピクミンが本当に可愛いです。
原生生物に立ち向かう過酷な生活を強いられているピクミンですが、彼らの行動一つ一つが可愛くて癒されます。
特にお気に入りなのはある条件が揃うと行進中に合唱してくれるのですが、この歌が可愛すぎる。
ストーリーモードでは5種類しかピクミンが登場しないのですが、ミッションモードでちゃんと“紫ピクミン”と“白ピクミン”も登場してくれました。
原生生物のデザインも毎度のことながら秀逸で、図鑑の内容も充実しています。
ですが、2よりも登場した原生生物が少ないように感じました。
主人公の面々も個性があって楽しいのですが、私は今作でとあるキャラがとても苦手になりました。
まあそのおかげで他のキャラの魅力が際立っていたりもするのですが。
回収するものがお宝でも宇宙船パーツでもなく果物なので、回収時のワクワクは前作より減でした。
ただ集めた果汁が混ざっていく工程はなんとなく楽しいですし、果物のネーミングが可愛いです。
ミッションについて
私は一番このモードに時間を費やしました。
お宝を集めろ!・原生生物をたおせ!・巨大生物をたおせ!の3つが遊べるのですが、限られた時間の中で遊ぶタイムアタック形式になっています。
スコアごとに銅・銀・金・プラチナのメダルが振り分けられるようになっており、銅メダルを取れれば次のステージは解放されていくのですが、楽しすぎて全ステージプラチナメダルを獲得するまでやり込みました。
どれも最後のステージは難しく、制限時間内クリアのプラチナメダルを取るまで何回もやり直しました(笑)
何もしていないピクミンや主人公がいると、どんどん時間がシビアになっていきます。
マップが使い回しでなく、オリジナルのものが多いのもワクワクしますね。
過去作で出てきたようなステージがあるのも嬉しいポイントです。
前述しましたが、このモードではストーリーに出てこなかった、紫ピクミンと白ピクミンが出てくるマップがあるのも、ファンサービスが行き届いていると思いました。
まとめ
2と比較するとボリューム不足が指摘されてしまうのも頷けますが、とっても楽しくプレイするができました。
全モードちゃんと遊べば50時間以上は遊べるゲームです。
ピクミンはストーリーにこそ繋がりはあるものの、どのシリーズから遊んでも楽しめます。
クリアまでの難易度は優しい順で3>2≧1の順になると思います。
ピクミン4の予習という意味も含めて、Switchで全シリーズ遊べるようになった今、是非プレイされてはいかがでしょうか。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました!
初めてプレイレビューなるものを執筆しましたが、いかがでしょうか。
次回以降の更新も読みやすい記事を目指して頑張ります!
ピクミン4が発売したらプレイ日記の執筆や配信もしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!
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